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  1. 世田谷区議会 2002-05-28
    平成14年  5月 地方分権・庁舎問題等対策特別委員会-05月28日-01号


    取得元: 世田谷区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-04
    平成14年  5月 地方分権庁舎問題等対策特別委員会-05月28日-01号平成14年 5月 地方分権庁舎問題等対策特別委員会 世田谷議会地方分権庁舎問題等対策特別委員会会議録第二号 平成十四年五月二十八日(火曜日)  場  所 第二委員会室  出席委員(十三名)    委員長       唐沢としみ    副委員長      岸 武志              五十畑孝司              大場康宣              小畑敏雄              新川勝二              原田正幸              中塚 護              諸星養一              山口 拓              田中美代子              森川礼子              下条忠雄  事務局職員    議事担当係長    小湊芳晴
       調査係主事     石川紀子  出席説明員   政策経営部    部長        平谷憲明    財政課長      庄司 衞    副参事       折戸雄司    副参事       山﨑廣孝   総務部    部長        永山和夫    総務課長      野澤 永   生活文化部    部長        久留島 了     ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇ 本日の会議に付した事件  1.報告事項   (1) 平成十四年度主要事務事業について   (2) 臨海部広域斎場整備について   (3) その他  2.協議事項   次回委員会の開催について     ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇     午前十時開議 ○唐沢としみ 委員長 ただいまから地方分権庁舎問題等対策特別委員会を開会いたします。  本日は、報告事項聴取等を行いますが、議事に入る前に当委員会の記録について一言申し上げます。  四月十七日に開催された議会運営委員会で、議員定数議会制度等研究会から報告されました委員会会議録の全言筆記実施について、議会統一的方針として、研究会答申に従い、予算・決算委員会と同様に全言筆記とすることが確認されました。これに従いまして、当委員会におきましても、本日の委員会会議録より全言筆記といたしたいので、ご承知おきをお願いいたします。  また、出席理事者に異動がありましたので、異動者の紹介をお願いいたします。 ◎平谷 政策経営部長 私どもの副参事が交代してございまして、山﨑副参事です。 ◎永山 総務部長 総務部長の永山でございます。どうぞよろしくお願いします。それから、総務課長もかわっておりますので、総務課長の野澤でございます。 ◎久留島 生活文化部長 生活文化部長久留島です。よろしくお願いいたします。 ○唐沢としみ 委員長 紹介を終わります。  なお、事務局書記にも異動がありましたので、自己紹介をさせます。 ◎小湊 書記 議事担当、小湊です。よろしくお願いいたします。 ◎石川 書記 調査係の石川です。よろしくお願いいたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━唐沢としみ 委員長 それでは、報告事項の聴取に入ります。  まず、平成十四年度主要事務事業について、理事者説明をお願いいたします。 ◎山﨑 政策経営部参事 地方分権推進についてご説明申し上げます。  地方分権一括法に基づく一層の地方分権推進のため、引き続き都から区に権限が委譲される事務事業等に対応するものでございます。  事務事業の内容及び手法についてご説明申し上げます。十二年四月に施行されました分権一括法に対応し、分権の一層の推進を図るため次のように対応してございます。  (1)東京都は、十一年七月に第一次東京地方分権推進計画を策定しております。そのうち、区への委譲権限二十一件のうち、既に現在まで十五件が委譲され、残る二件については以下のような状況でございます。  ①児童扶養手当の支給に関する事務につきましては、ことしの八月の委譲に向け準備ができてございます。②指定老人訪問看護事業者指定等につきましては、介護保険制度状況や国における検討状況が明らかになり次第検討するというような状況でございます。  (2)として、次に、平成十二年八月に東京都は第二次地方分権推進計画を策定してございますが、これにつきましては、平成十三年四月より住宅街整備事業施行認可等防災街整備組合設立認可等市街化調整区域における市民農園建築物許可食品製造業営業許可取り消し処分については、十三年四月から委譲されております。ことしの四月より優良住宅及び優良宅地認定等が委譲されております。また、路外駐車場の設置の届け出受理等につきましては、明年の四月一日に委譲されることが決定してございます。  区としましては、提案されている権限の委譲について引き続き都との協議を進め、都の動きに迅速、適切に対応していく所存でございます。  次に二ページ目、裏面でございますが、自治推進委員会についてご説明申し上げます。  十四年度事業としまして自治推進委員会を本年四月に設置しまして、世田谷区の新しい自治体像の確立に向けて、自治権拡充及び地方分権の総合的な推進及び調整を図ってまいります。  内容及び手法でございますが、まず国の動向でございます。十二年十二月に閣議決定されました行政改革大綱以降、国は市町村合併後の自治体数を千を目標とするという方針に基づきまして、自主的な市町村合併を積極的に推進してございます。本年三月二十九日に、総務省は早急に合併支援地域をできるだけ都道府県内の全域に広げ、十四年度末までに地方自治法に基づく合併協議会を設置するよう求める新たな指針をまとめ、全国の知事に通知をしております。また、昨年十一月、第二十七次地方制度調査会を発足させ、都道府県市町村の関係の見直し、国から地方への税源委譲などの問題について検討を始めております。  2としまして東京都の動向でございますが、都では、総務局が国の指針に基づく市町村合併の都の担当部局としまして、十三年一月に市町村合併に関する検討指針を取りまとめるとともに、特別区の合併あり方についても調査を行っております。この調査の後に分析を加え、その中で方向性を見出していくとしてございます。また、知事本部都政改革ビジョンIIの中での検討を通して新たな自治体像検討しており、本年四月、自治制度改革論点整理を取りまとめております。この論点整理につきましては、過日お配りをさせていただいたところでございます。  3としまして世田谷区の取り組みですが、四月に設置をしました自治推進委員会で次のような点について課題検討してまいります。(1)都区制度をめぐる主要課題都区財政調整制度大都市事務あり方等について検討してまいります。(2)としまして特別区の共通ルールについて、(3)としまして区域再編成について検討していく予定でございます。 ◎折戸 政策経営部参事 それでは、続きまして三ページでございますが、国公有地等跡地利用についてご報告いたします。  十四年度の事業の目標でございますが、大規模な国公有地等跡地などにつきまして、地域の特性に応じて適切に対応していくというものです。  具体的な主な跡地状況でございますが、1といたしまして、国立医薬品食品衛生研究所がございます。場所は上用賀一丁目十八番一号、面積は三万五百七十七平方メートルです。裏面に地図が載っておりますので、参照をお願いいたします。この場所は、馬事公苑の南側に位置し、北側には隣接する駒澤大学の附属高等学校陸上自衛隊関東補給処用賀支処馬事公苑屋内馬場都立用賀技能開発学院などの大規模施設が集まってございます。昭和六十三年に国の行政機関等の移転についてを閣議決定、府中市への平成十九年度の移転を目途に、新しい研究所構想検討中でございます。  跡地利用につきましては、財務省関東財務局公共用に用いることを前提として現在検討しているということでございます。  次に五ページでございますが、2といたしまして都立明正高校です。梅丘二丁目九番で、面積一万八千七百四十八平方メートルです。これは、東京都の都立高校改革推進計画によりまして、十三年度から募集が停止されております。十五年四月に千歳高校との統合、移転が予定されています。敷地内には都市計画道路補助一五四号線が都市計画決定され、現在事業中でございます。  跡地利用に関してですが、東京教育庁都立高校改革推進担当部及び教育庁総務部教育財産としての利用を前提に検討しているということでございます。  それでは、七ページに移らせていただきます。3でございますが、都立玉川高校でございます。場所は玉川一丁目二十番です。面積は二万三千六百二十八平方メートルです。ここの敷地でございますが、二子玉川東地区市街地開発事業区域と、二子玉川公園計画区域に隣接しております。二子玉川の駅に近く、周辺は戸建て、集合住宅の混在した住宅地でございます。やはり都立高校改革推進計画によりまして、平成二十年度閉校、敷地内の一部に都市計画道路世区街七号線が都市計画決定されています。  跡地利用に関しましては、やはり東京教育庁都立高校改革推進担当部教育庁総務部教育財産としての利用を前提に検討しているということでございます。  続いて九ページをお願いいたします。4といたしまして、都立の梅ケ丘病院でございます。この都立梅ケ丘病院でございますが、東京都が都立病院改革マスタープランというのを平成十三年十二月に策定いたしました。このマスタープランの中で梅ケ丘病院が出てきておりますので、ご報告するということでございます。このマスタープランによりますと、清瀬小児病院八王子小児病院とともに統合し、小児総合医療センターとして、平成十九年度に府中キャンパスに開設するとしています。現在の病院は、小児総合医療センターが開設されるまで、現行どおり既存施設での診療を継続していくとのことでございます。  跡地利用でございますが、今後東京病院経営本部検討することとしております。  次に、一一ページでございます。5、東京都立母子保健院でございます。この母子保健院でございますが、区といたしましては、議会ともども母子保健院の存続を都に強く求めている状況でございます。ここでは、そうしたことを踏まえて現況をご報告するということでございます。  場所は桜一丁目二十七番、面積は八千八百三十二平米です。東京都の都立病院改革マスタープランにおきまして、平成十四年十二月末に廃止することとなっております。敷地西側には都市計画道路補助一二八号線が都市計画決定され、現在事業中です。  母子保健院跡地につきましては、東京病院経営本部検討するということになっております。  それでは、一三ページをお願いいたします。一三ページは国立小児病院、太子堂三丁目三十五番でございます。ここは、平成十三年十月に移転し、国立成育医療センターとして国立大蔵病院と統合、研究施設が十六年度の移転を予定しております。平成十三年十二月、区といたしまして国立小児病院跡地周辺街づくり方針を作成しました。また、平成十四年三月には都市基盤整備公団跡地を取得いたしましたので、これから都市基盤整備公団が具体的に跡地を活用して、まちづくりを行っていくことになります。  今後、具体的な事業に着手してまいりますので、都市整備領域の方での検討になるかと思いますので、今回は参考の扱いとして記載いたしました。 ○唐沢としみ 委員長 各部の報告を受けて、質疑ということにしたいと思います。続けてお願いします。 ◎野澤 総務課長 それでは、十四年度の主要事務事業につきまして、庁舎問題等対策につきましてご報告させていただきます。  十四年度の目標でございますが、これは一五ページ以下にございます。新庁舎建設をも視野に入れた総合的な庁舎問題の検討庁舎が抱える問題の現況調査及び諸課題整理ということで、昨年度、平成十三年度は庁舎問題検討委員会の中に庁舎建設部会、借上庁舎整理部会庁舎配置検討部会の各部会を設けまして検討を行ってきたところでございます。  一六ページに移っていただきまして、昨年度検討した結果に基づきまして、庁舎等耐久補強工事実施設計平成十四年度は取り組みたいと思っております。第二庁舎、それから玉川総合支所玉川区民会館、さらには砧総合支所砧区民会館等補強工事実施設計に取りかかりたいと考えております。ただ、砧総合支所等につきましては、ほかの改修等の問題がございますので、本年度実施できるかどうかは今後の検討と考えております。  3、平成十四年度「庁舎問題検討委員会実施項目といたしまして、(1)平成十五年度庁舎等耐久補強工事実施に関することということで、先ほど申し上げましたような第二庁舎耐久補強工事実施、それから玉川総合支所及び玉川区民会館耐久補強工事実施、これを十五年度に実施いたしますので、それに向けた実施設計でございます。  (2)で、これは一九ページにアクションプラン等がございますが、それとの絡みでございまして、借り上げ倉庫返還に向けた倉庫建設実施計画策定ということを計画しております。本来ですと、アクションプランで言いますと今年度中の建設予定でございましたが、倉庫建設につきましては今年度中に建設計画を取りまとめまして、実施設計を行い、十五年度中に着工を目指したいというふうに考えております。  (3)、新庁舎建設に向けた基本構想計画策定につきまして、これはPFI等を視野に入れた検討に移っていきたいと思っております。  その他、引き続き庁舎諸問題の整理検討を行ってまいりたいというふうに考えております。 ◎久留島 生活文化部長 それでは、一七ページをごらんいただきたいと思います。私の方から斎場建設についてご報告申し上げます。  本年度は、臨海部における斎場建設をさらに促進するというものでございます。この件につきましてはご案内のことと思いますが、平成九年五月、関連五区、港、品川、目黒、大田、世田谷、この五区で火葬と葬儀を行える斎場を共同で設置し、運営しようということで合意をいたしまして、十一年十月には都知事から臨海部広域斎場組合の認可を受け、十一月に組合議会を開催したものでございます。また、平成十二年一月より臨海部広域斎場組合連絡会議、これを発足いたしまして、事業計画等検討を進めているところでございます。  建設予定地は、大田区東海一丁目三番でございます。施設規模予定につきましては、火葬炉八基、葬儀式場数四式場というものでございます。これは一部事務組合で進めておりますが、事業予定といたしましては、昨年度、平成十三年度には用地を取得し、実施計画を立ててございます。また、本年度から来年度にかけまして建設工事に着手する。それで、十六年度冒頭に開設予定ということでございます。なお、本年度の建設関係等につきましては、また後ほどご報告させていただきたいと思います。 ○唐沢としみ 委員長 ただいまの説明に対してご質疑がありましたら、どうぞ。 ◆原田正幸 委員 二ページに自治推進委員会、3「世田谷区の取組み」とありまして、当面の課題として都区制度をめぐる主要課題、括弧の中に都区財調の問題が取り上げられております。当議会でもいろいろ論議が出ておりますことは、調整三税の問題、都区財調の廃止に向かうその動きをどのようにして進めていくか。どこが担当して、どのような場でもって話を進めていくか。殊に二十三区同士の合意形成が大変難しいと思うんでありますが、その辺についてのお考えがあったら、お聞かせをお願いいたします。 ◎平谷 政策経営部長 委員案内のとおり、都区財調に関しましては、平成十二年の都区制度改革の際に、具体的には四八%と五二%というふうな、いわゆる中期的な仕切りがされた。ただし、ご案内のとおり、当時はいわゆる清掃関連経費をどう盛り込むかという部分で、ある種の政治的な決着を図られて今日に至っているということがございます。そういう意味におきましては、現在清掃事業そのものが、いわゆる収集運搬部門工場部門とのまだ積み残しの部分がございます。これらが平成十七年度末に向けて、将来のいわゆる区における清掃事業をどうするかという問題ともリンクしてまいります。したがって、二十三区の会議体でございます企画・財政担当部長会、あるいは清掃専門担当部課長会等で引き続き検討を進めている、こういう状況になってございます。 ◆中塚護 委員 東京都の二十三区の市町村合併について、例えば前に区としては渋谷とくっついたらどうだとか、あるいは狛江とはどうだという話が出ていたんですが、何かそんな具体的な話が少し盛り上がってきているようなことというのはあるんですか。それとも、この論点が出たということで、これからまた全く改めて検討し始めているのかどうか、その辺の状況を簡単で結構ですのでお知らせいただきたい。 ◎平谷 政策経営部長 そういう意味におきましては、二ページにございますように、都区制度をめぐる主要課題というのは、従来議会でも申し上げているように、ただいま申し上げたような形で十二年の積み残しの課題、これをどうしていこうかという課題になります。ここで表記しております区域再編成に関しましては、委員案内のとおり、都知事さんの方で二十三区の今の区域が望ましくないというふうな都議会での表明があった後、今度は言うなれば都庁の内部部局でいわゆる調査検討が進められている。その中間のまとめが、先ほど副参事が申し上げました自治制度改革論点整理といった形で、過日ご案内申し上げたところでございます。今後、東京都の意向としましては、この中間の報告を踏まえて、改めて都の考え方をしかるべき時期に出したい、こういう状況に相なっております。  したがいまして、私どもとしてはそういった動きに即応すべく、本年四月にこういった委員会を設けまして、どのような対応でもできるような形で進めていこうと。ご案内のとおり、いわゆる多摩に関しましては、既に東京都の方は、あれは平成十一年ころだと思いますが、合併の指針なるものをお出しになっていますが、多摩地域におきましては、端的に言うと何ら盛り上がりがないというふうに承っております。 ◆大場康宣 委員 一ページの(2)の東京都から権限委譲された中の平成十三年四月の④のところでちょっとお尋ねしたいんですが、この食品製造業営業許可取り消し処分というのは、これは営業を廃業したいというような旨の許可取り消しをするのが区に委譲されたということなのか。またもう一点は、では、食品の製造業をしたいという届け出の場合は、東京都が許可を出すのか、その辺をお尋ねします。 ◎山﨑 政策経営部参事 ここに挙がっております食品製造業営業許可取り消し処分でございますが、これは普通の食品業とは違いまして、行商とか漬け物製造業とか、そういう普通のお店のものではございません。それについての許可取り消しが今回区に移管をされるということで、それ以外について、営業するときの許可を行う行為は既に区にございます。許可取り消しだけが今まで都にあったので、それが今度区に来て、区が一貫して、完結してできるというふうになったものでございます。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━唐沢としみ 委員長 次に、臨海部広域斎場整備について、理事者説明を願います。 ◎久留島 生活文化部長 それでは、臨海部広域斎場整備についてご報告申し上げます。  お手元にA3とA4の資料がそれぞれ一枚ずつ配付されていると思いますが、まず、管理運営基本方針についてご説明申し上げます。それぞれ開設に向けまして、組合議会あるいは区長会部長会課長会、こういったところで種々詰めているところでございますが、今回の基本方針につきましては、事務局を中心にそれぞれの議会等にもお諮りをしながら、今後各区の議会等でさらに検討していただくという案で今回出させていただきました。  この七月三日に関連五区の区長会、七月十五日には組合議会というのがございますけれども、このあたりまでに一定の結論を得るようにしたいということでございます。できましたら、議員各位には六月二十日ぐらいまでにそれぞれご意見をいただければ幸いでございます。内容につきましては、環境、サービス運営体制と、一応各項目に分けてございます。例えば、環境の中の1の花環の関係ですけれども、これにつきましての案として①から③まで、設置を認めるとか、あるいは認めないとか、それぞれの検討の視点、留意点等を記載しながら、それぞれの項目にまとめているところでございます。  また、サービスの1の開業日につきましても、利用者もかなり多いということから、年始と友引の日の休館とするか、あるいは年始の一月一日、二日、これ以外は年中無休にした方がいいとか、いろんな案が出ておりますので、この検討内容にとらわれない案等がまたございましたら、こういった点につきましてもご意見をいただければ幸いでございます。この基本方針を今検討中でございますので、いろいろなご意見をいただきたい、そのように思いますので、よろしくお願い申し上げます。  また、二枚目でございます。臨海部広域斎場新築工事入札結果等一覧というのがございますけれども、これにつきましては、四月二十八日にこの新築工事に関する入札を行いました。この入札につきましては、契約の公平、公正、あるいは競争性、こういったものを高めるために、事前に予定価格の公表を行って入札をしたというものでございます。  まず、建築につきましては十一社の参加がございましたけれども、ここに記載の北信・太平・河津JVがとったということになります。この太平建設は、世田谷区の上馬にある企業でございます。それから、電気設備につきましては十社の参加がございました。六興・紺野・森ということで、この紺野につきましては、世田谷区の宇奈根ということでございます。給排水衛生設備につきましては十社の参加がありまして、この三JVにつきましては世田谷区以外ということでございます。空調設備につきましては十社の参加で、この三JVにつきましても世田谷区以外でございます。昇降機設備につきましては十一社の参加がありまして、これにつきましてはフジテックが、これはもちろん一社でございますけれども、とったというようなことになります。  それから、2に参考ということで随意契約分とございますけれども、これは火葬炉の設備でございまして、特殊なものということで、プロポーザル等によって行ったもので、宮本工業所が指名を受けたというようなことになっております。  この入札につきましては、五月七日、組合議会において議決を得ております。今後の予定では、七月あたりから準備、施工を行って、工期といたしましては平成十五年九月三十日を予定しております。その後、開館準備を行い、十六年四月冒頭には開設を予定している、そのようなスケジュールでございます。  簡単でございますが、以上、ご報告申し上げます。 ○唐沢としみ 委員長 ただいまの説明に対しご質疑がありましたら、どうぞ。 ◆小畑敏雄 委員 今、昇降機は何社参加ですか。 ◎久留島 生活文化部長 昇降機設備は十一社でございます。 ◆小畑敏雄 委員 建築電気設備、それぞれ全部世田谷関係はおっしゃってくださったんですが、それ以外、わかる範囲で教えてください。例えば、建築の北信はどこの区なのか、河津はどこの区なのか。 ◎久留島 生活文化部長 建築でございますが、北信土建と申しますけれども、これにつきましては大田区でございます。太平建設、これは世田谷区上馬でございます。それから三番目の河津建設、これは大田区でございます。  次に電気設備の方をご説明申し上げますけれども、参加が十社でございます。六興電気、これにつきましては港区でございます。それから紺野電設でございますが、世田谷区宇奈根でございます。三番目ですが、森工業、これは大田区でございます。  次に給排水衛生設備でございますが、これは十社の参加がございまして、菱熱工業、これは大田区でございます。それから次が文化興業、これは港区でございます。それから次が日産温調、これが大田区でございます。
     次に空調設備でございますが、これは十社の参加がございました。朝日工業社、これが港区でございます。それから次が塩谷商会ですね、これが大田区でございます。次が東海管工が品川区でございます。  それから昇降機設備、これは十一社の参加でございますが、フジテック東京支社、品川区でございます。それから火葬炉設備になりますけれども、宮本工業所、これは本社は富山県の富山市になります。今回は中央区にあります東京支社の参加ということであります。  なお、契約条項に罰金条項、こういったものを盛り込みまして、例えば談合などがあった場合、一〇%の違約金を取って契約を解除する、こういった項目を盛り込んでございます。 ◆大場康宣 委員 斎場のことでちょっとお尋ねしたいんですが、せんだって区民の方に、十六年度開設に向けて区営の斎場ができるんだよという話をしたところ、その運営の体制の中で、葬儀をやられた方が、例えば事務をやっている方に心づけを取られるというか、葬儀社の方から事務だとか、それから湯茶サービス、そういうところで心づけを請求されたというか、そういうのが請求明細に入っていたというお話があるんですね。それで、今回の場合は区営でやるから、そういうのはどうなんでしょうかというお尋ねがあったんですが。 ◎久留島 生活文化部長 心づけにつきましても、いろいろと話題あるいは議題になりましたけれども、これは一切取らないということで進めております。 ◆小畑敏雄 委員 先ほど運営の基本方針についてご意見をと言われましたもので、私の考えをひとつ述べさせていただきますが、サービス開業日というところで友引云々というお話が説明であえて出たものだから感じますけれども、これだけはひとつやめていただきたい。友引を休館するという考え方をね。友引という特殊な宗教に基づいたものによる休業というのは、他の宗教の方々から考えると、これはやっぱり友引だけが何なのという話になるだろうと思いますね。ですから、それぞれの宗教にはそれぞれ大事な日があって、それぞれそういうのを一つずつ入れていったら大変なことになると思うのね。だから、入れるのなら全部入れなきゃならないし、友引だけを入れるということが――確かに日本古来からそうなんだと言われればそうかもしれないけれども、区営という、一部事務組合で運営する以上は、やはりそういうことの公平性というのは保っていただきたいと思います。これは私の個人的意見です。 ◎久留島 生活文化部長 ただいまの意見は、確かに開業日ということで、ほとんどもう休館にしないようにしようという意見がかなりございますので、その中に含めて、また私どもの意見ということで世田谷区の方から申し伝えていきたいと思います。 ◆中塚護 委員 今の小畑委員に関連したことなんですが、年始と友引日、この友引の休館、これはもうやらなくていいんですが、ただ、整備をしたり、灰をどうのこうのとか、あるいはちょっと故障した場合にというようなことで、緊急に休みをとるような臨時休館があるということなんだけれども、これが問題なんですよね。当然整備をしなくちゃいけない、いろいろとあるんだけれども、本来、全く年始だけはやらないよという話になっていて、あとは大丈夫だといっても、どこかでやっぱり整備をしているときは休むというようなことになると、これをちょっとどういう形で広報するのか。あるいはまた葬儀社の方で当然掌握はされるような形でご連絡をするんだろうと思いますが、緊急にというのが一番問題になる可能性はあると思うので、その辺は十分配慮をされた方がよろしいかなという意見でございます。 ◎久留島 生活文化部長 火葬炉も八基ございますし、式場も四式場あるということで、それをうまく順送りに整備をしていくとか、いろんな方法があると思いますので、この辺につきましても、また申し伝えていきたいと思います。 ◆小畑敏雄 委員 今の中塚委員の考え方とほとんど一緒なんですけれど、要は、そういう意味で人的なものの考え方の中で、それを置いておいて、そうした機械的な部分での休館日というような言い方をする部分が往々に見受けられるんです。簡単に言えば、労働組合云々という話ですよ。ごみの方の収集の一部事務組合でもそういうような問題が起きているという話を聞きますので、特に、労働組合の方から突き上げを食ったから休館日を臨時につくるんだみたいな話というのが出てこないように。また、そういうことが後でわかってきたら、大きな問題だということをつけ加えさせておいていただきます。 ◆森川礼子 委員 一番最後の交通アクセスは、現在はどういうふうになっているのか、そこを教えてください。 ◎久留島 生活文化部長 まだ今のところは、ほとんどきちんとしたものはできていないです。 ○唐沢としみ 委員長 六月二十日ごろまでに議会としてご意見ということでありますので、委員会もありますので、またありましたらそんなところでお伺いいたします。  以上でただいまの説明に対しての質疑は終わりたいと思います。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━唐沢としみ 委員長 そのほかに理事者の方で何かございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○唐沢としみ 委員長 なければ、報告事項の聴取はこれで終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━唐沢としみ 委員長 次に、協議事項に入ります。  次回の委員会の開催についてでありますが、次回の委員会は第二回定例会の会期中であります六月十八日火曜日、十時から開催したいと思いますが、いかがでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○唐沢としみ 委員長 それでは、次回の委員会は第二回定例会の会期中の六月十八日、午前十時から開催することと決定いたします。  以上で協議事項を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━唐沢としみ 委員長 ほかに何かございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━唐沢としみ 委員長 以上で本日の地方分権庁舎問題等対策特別委員会を散会いたします。     午前十時三十八分散会    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━  署名   地方分権庁舎問題等対策特別委員会    委員長...